多汗症と汗っかきには大きな違いが・・・



多汗症は読んで字のごとく、汗を多くかくという症状ですが、 いわゆる「汗っかき」とは別のものとして判断されます。

多汗症は、遺伝に代表される先天的原因や、生活習慣病や自律神経の バランスを崩しているといった後天的原因により発症し、手のひらや 頭部などの局所多汗症や全身多汗症を起します。

一方、汗っかきは症状でも病気でもなく、どちらかと言えば、新陳代謝 が活発であるというように、ある意味では健康的であると判断されるこ とも少なくありません。

ただし、医療機関に従事する専門医以外は、多汗症と汗っかきの違いについて、 汗が出る様子を見て、判断することは極めて難しいと言わざるを得ません。

また、生活習慣病などの合併症状として、多汗症が発症している場合などは 比較的、原因がはっきりしていますので、分かり易い例かもしれませんが、 自律神経のバランスが崩れている場合などは、専門家であっても必ずしも 判断しやすいとは言えないでしょう。

分かりにくい多汗症と汗っかきですが、症状によっては分かり易い場合もあり ますので、以下に参考までに例を挙げておきます。

手掌多汗症・足の裏の多汗症・・・突発的に手のひらや足の裏に汗をかくように なった場合は、身体に何らかの変調をきたしていると考えられ、多汗症である場 合があります。

顔面多汗症・頭部多汗症・・・突発的に顔面や頭部に大量の汗をかくようになった 場合は、多汗症と判断される可能性が高いでしょう。

身体の不調・全身多汗症・・・生活習慣病などを患って、その合併症として多汗症 を発症している可能性があります。

以上の例は、参考例ですので、必ずしも確たる判断基準ではないことを予め ご了承くださいませ。最終的な判断は必ず専門医にご確認ください。